人生危機は「これから幸せな人生を生きるか、破滅の人生を生きるかを決めなければならない危機が発生したとき」を指します。人生危機が発生した時、幸せな人生に転換できないと無条件に破滅の人生を生きることになります。それで人々は人生の過程で人生危機に直面すると、「幸福or破滅」を選択するしかありません。


 この時、人生危機の根本原因を探して、自ら根本原因を解決して、根本原因によって表に現れた問題を自ら解決し、幸せな人生に転換したあとで、その先の人生危機を予防できなければなりません。これが人生危機を克服し、幸せな人生を生きていく唯一の方法です。

 しかし、人生危機が発生した人々の周りにいる多くの人たちは、危機への対処法と解決法、カウンセリングとコーチング、訴訟と復讐、依存と執着(配偶者、子供、家族、人間関係、仕事、宗教、勉強、書籍、動画、助言、趣味、運動、消費、享楽、性的快楽)などに誘惑して破滅の人生に導きます。

 この時、人生危機が発生した多くの人たち（99.999%）がこのような誘惑に負けて自ら破滅の人生を生きる道を選択するのですが、その後は、破滅の人生を幸福だと錯覚（自己合理化、自己正当化）しながら生きていくようになります。

 一方で数多くの誘惑に負けずに人生危機を乗り越えて幸せな人生を生きようと努力する少数の人々（0.001%）がいます。この幸せな人生を誘惑してくれる人は誰もいないので、唯一自分の判断で選択しなければならない道です。そのように自ら人生危機を乗り越えて幸せな人生を生きるようになった人は、もし周りの誰かが人生危機に直面していると、強要/勧誘/誘惑をするのではなく、自分の話をしてあげ本人の判断で選択ができるようにします。

 皆さんは人生危機に瀕したときに幸福と破滅のうち、どの道を選択をしましたか？

 人生危機が発生する原因は5つに区分でき、様々な要因が複合的に現れる場合もあります。

1.心の問題(心理障害、重度心理障害、外傷トラウマ)の発生または発生可能性
2.性こころの問題(性機能障害、性トラウマ、性的能力喪失)の発生または発生可能性
3.心理階層(リーダー心理、自己実現心理、生存心理)の問題発生または発生可能性
4.人間関係(配偶者、子供、家族、友人、知人など)の問題発生または発生可能性
5.価値追求(富や財産、地位や名誉や権力、人気など)に深刻な問題発生または発生可能性

 人間はみんな自分の人生を生きていきます。人生危機に瀕したときに選択できるのも唯一自分しかいません。人生を生きていると、いつでも人生危機が発生する可能性があります。このとき難なく人生危機を克服できる場合もありますが、場合によっては人生危機によって自分の人生が破滅される可能性もあります。

 しかし本人は難なく克服できる人生危機なのか、破滅の人生に導く危機なのか区別ができないのが問題です。

 人生危機の要因の中で心の問題と性こころの問題はＪIP心の治療をとおして解決して治療後に幸せな人生を生きていけるようにします。その他の要因である心理階層、人間関係、価値追求などの人生危機の場合は人生危機コンサルティング(CLC、ConsultationonLifeCrisis)が必要になります。

 人生危機コンサルティングは、心理階層、人間関係、価値追求における人生危機の根本原因を自ら見つけて解決できるようにし、幸せな人生に転換して以降の人生危機を自ら予防できるようにします。