所得中間層とは、富&財産はあるが、富裕層ではない人々のことを話し、自己実現心理とは自己実現をすることに幸福を感じる心理を指します。
 

1. 人生の方向

富&財産に対する欲が強く、富裕層になるために努力をしながら、自分の富&財産を利用して自分の満足(消費、享楽、快楽)を得ながら生きていきます。

自分の人生方向に合った考えと行動を重要に考え、自己主張が強く、配偶者や子供たちにも自己実現の重要性を教え込み、

自分の思い通りにならないときは、自責するよりは他人のせいにして恨む傾向があり、自分の富&財産に対する優越感と自負が非常に強いと言えます。

また、自分より富&財産の多い人たちに対しては妬みや嫉妬心を抱き、自己実現のためには手段と方法を選びません。

このように、富&財産をより大きくするための努力を続けながら消費、享楽、快楽を追求します。
 

2.配偶者&子供たちとの関係

自分の富&財産をより大きくできる異性を配偶者に選ぶ傾向が強く、配偶者と心理階層が異なる場合は無視/虐待/暴言/暴力/離婚を選択します。

また、子供たちには価値追求(物質的なものの追求)の人生を生きていくように育てます。

もし、配偶者や子供が自分の富&財産を侵害したり、自身の快楽/消費/享楽を妨害する場合は、彼らとの縁を絶ったり、深刻な犯罪が発生することもあります。

3.人間関係と異性関係

自己実現のための人間関係、または消費/享楽/快楽を一緒に追求できる人間関係を好み、富&財産が目的の人間関係のみを形成します。 

この時、富&財産を侵害する人間関係は絶ったり、富&財産と関連のない人間関係には無関心であり、自分より富&財産が少ない人に対しては自分が優れた地位にあると確信します。

また、配偶者以外の関心のある異性に対しては、配偶者には内緒で自分の富&財産を利用して浮気&不倫をし、性的快楽&消費&享楽の用途として異性を利用します。

さらには富&財産のために配偶者を利用する場合や犯罪を犯す場合もあり、自己反省をするのではなく相手のせいにする傾向が強いです。

4.大衆の評価

平凡で安定した人生を生きていると考えますが、彼らが追求する消費/享楽/快楽を良くない視線で見て、彼らが自己顕示することに嫉妬心も抱きます。

彼らの人生が危機/不幸/破滅すると貪欲による当然の結果だと考えます。

5. 人生危機の予防と解決

人生危機を予防することは全く考えておらず、富＆財産を維持/管理/拡大する努力のみをして、快楽/消費/享楽のみを追求します。

もし、人生に危機が発生しても自分の富&財産を利用してすべて解決できると確信しています。

そのために所得中間層でありながら自己実現心理をもつ人は人生危機を予防または解決できないと、本人または配偶者や子供、後世は人生が破滅する方向に進みます。
 
この時、人生危機を予防または解決したり、本人、配偶者、子供たちが健康な心理として生きていくようにするためには、

1)心理障害による人生危機はJIPこころ治療が必要であり、

2)心理障害による人生危機以外の場合は人生危機コンサルティング(CLC, Consultation on Life　Crisisis)が必要です。