所得中間層とは、富&財産を持っていますが、富裕層ではない人々のことを指し、リーダー心理とは他人が幸福になることを目指しながら、そこに自分の幸福を見い出す心理を言います。
1. 人生の方向
自分の富&財産を利用して恵まれない人々に寄付や奉仕を行い、人々に尊敬されながら生きていきます。
自分の人生の方向に合う考えと行動をすることがとても重要で、人生に対する価値観もはっきりしており、配偶者と子供にも模範になります。
問題があるときは他人、社会、環境のせいにしたり依存することをせずに自分を責めたりもしません。
また、自分の富&財産を維持/管理/拡大しながら、他人から自分の財産を守る能力も持っています。
2.配偶者と子供たちとの関係
リーダー心理をもつ異性を配偶者に選ぶ傾向がありますが、配偶者と心理階層が異なる場合は、配偶者がリーダー心理を持てるよう努力します。
また子供たちにもリーダー心理が形成されるように努力します。
3.人間関係と異性関係
リーダー心理を持つ人々と人間関係を維持/管理/拡大していき、自分の人生の方向に合った人間関係を好みます。
それ以外の人間関係には無関心であり、これは異性関係にも該当します。
4.大衆の評価
平凡な人生に満足し、困っている人々に寄付と奉仕することに人間らしさを感じ、他人と共に生きていく社会、健康な社会に対する希望を抱いています。
5. 人生危機の予防と解決
人生危機を予防するためには、自分の富&財産を維持/管理/拡大する能力、他人から保護する能力、本人/配偶者/子供たちのリーダー心理などを点検します。
本人/配偶者/子供たちのために人生の点検、危機の予防、危機の克服、人生再設計などに投資します。
この時、人生の危機を予防または解決したり、本人/配偶者/子供たちがリーダー心理として生きていけるようにする場合は、
1)心理障害による人生危機はJIPこころ治療が必要であり、
2)それ以外の人生危機は人生危機コンサルティング(CLC, Consultation on Life Crisisis)が必要です。